Read Article

寝る前の吐き気の原因とは?8つの理由と対処法を確認せよ!




【睡眠コンサルタント 村山監修】

寝る前になると原因不明の吐き気が襲ってきてしまい、悩まされている方がいます。この吐き気によって、睡眠を十分に摂ることが出来なくなり寝不足で様々な支障をきたすこともあるのです。

横たわる模型

「横になると、気持ちが悪い・・・。」

私の友人も最近まで寝る前の吐き気に悩まされていたのです。その友人は、「毎晩のように、なぜか横になると吐き気が襲ってきて、眠れないんだよね・・・」と言っていました。

やはり私の友人に関しても、ポイントは、『なぜか寝る前』『横になった途端に』『朝になると症状はない』といった状況なんです。

その友人はしばらくしても寝る前の吐き気の症状が良くならなかったので、病院へ行ったら、「逆流性食道炎」と診断されました。この病気に関しては後ほど詳しくご紹介しますが、あなたももし私の友人と同じような症状が続いているのであれば、病気の可能性もあります。

そのため、今回ご紹介する寝る前に発生する吐き気にリンクしている病気を確認していただき、対処法などを行っていただければと思います。

ということで今回は、寝る前の吐き気の8つの原因と対処法も一緒に確認していきましょう。

寝る前の吐き気の8つの原因とは?

ビックリマークを手のひらに乗せる医者

「吐き気から、様々な病気に発展する可能性も・・・」

寝る前の吐き気は、やはり不眠の原因に繋がってしまうので、心身ともに参ってしまい、別の病気へと発展してしまう可能性だってあるのです。

また吐き気のせいでほとんど寝ることが出来ずに、仕事に集中することが出来ず、仕事に支障をきたしてしまうといったこともありますからね。

そのため、今回の記事でしっかりと原因を突き止めていきましょう。

では早速ですが、この寝る前の吐き気の主な8つの原因を確認してみましょう。

その原因とは・・・

  1. 逆流性食道炎(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん)
  2. 心因性嘔吐(しんいんせいおうと)
  3. 良性発作性頭位めまい症
  4. メニエール病
  5. うつ病
  6. 寝過ぎ
  7. つわり
  8. お酒

主に上記8つの原因から特定することが出来ます。

それでは、この8つの原因を詳しく順番に確認していきましょう。

1,逆流性食道炎(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん)

逆流性食道炎の主な症状は、胸やけです。その他には喉のつかえ感、胸痛、ゲップ、舌酸などを伴うことがあります。逆流性食道炎は、胃酸が逆流してしまうことによって、食道の粘膜が炎症を起こしてしまう病気です。

食道の粘膜に炎症が発生することにより、上記のような胸やけ、胸痛、つかえ感などの症状が現れます。そして、本題としてお伝えしている横になると胸やけでムカムカしてしまい、吐き気の原因にもなってくるのです。

またその他にも、横になると胃の位置が高くなり、胃酸の分泌量が多い夜に、逆流してしまい、吐き気が発生すると言われています。

このようなことからも、寝る前の3時間前までには食事をすませておいて、食べ物をしっかりと消化させておくと良いでしょう。

※寝る前の食事の時間の詳細に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
寝る前の食事は何時間前が理想か?体が悲鳴を上げる前に注意せよ

逆流性食道炎は様々な原因によって発生しますが、ストレスが溜まりやすい方や精神的な問題で発生しやすくなります。

その他にも、アルコールや刺激の強い食べ物を摂取することによって、胃に負担が掛かり症状が出やすくなります。

そのため、生活習慣から改善していく必要がありますが、どうしても横になると気持ち悪くて寝れない場合には、寝る向きを工夫してみましょう。

右を下に寝てしまうと胃酸が逆流しやすくなってしまうので、寝る向きは左を下にしてみてください。これにより胃酸が胃に溜まりやすくなり、逆流を防ぐことができますが、実際のところ人によって、右か左かは異なりますので、ご自身で試してみて自分の楽な方で寝るようにするといいでしょう。

2,心因性嘔吐(しんいんせいおうと)

ストレスで頭を抱えている女性

心因性嘔吐の原因はストレスであり、ストレスの溜まりやすい現代社会では気が付かないうちにこの症状が発生してしまっていることがあります。

またストレスが原因ということになるので、吐き気で夜寝れないこともストレスの一つになったり、吐き気そのものがストレスになっている方もいるのです。

精神的な理由ということもあり、不安や緊張する場面で吐き気が発生することが多いのも特徴で、頭が吐くことを覚えてしまうと、一度吐いてしまった場所で再度吐いてしまうといったことがあります。

そのため、夜寝る前に吐いてしまうと、それを頭が思い出して、夜の寝る前の吐き気の原因となるのです。症状が悪化すると免疫力の低下やストレス過多からうつ病になることもあります。

対処法としてはストレスを溜めないように生活習慣を改善して、睡眠の質を高めることも大切です。そのため、夕食は就寝3時間前までに食べて、それでも寝れない場合にはサプリメントなどを使って、睡眠時間をしっかりと確保するということも大事です。

その他にも、寝る前に本を読んだり、α波の流れる音楽でリラックス効果を高めて寝るのも良いですね。

寝る前に聞くとリラックス効果のある音楽のおすすめはこちらです。

3,良性発作性頭位めまい症

良性発作性頭位めまい症という症状も寝る前の吐き気の原因となります。眠りについたり起きてしまったり、寝返りを打つなど頭部をいきなり移動させた時にぐるぐると回転するといったような回転性のめまいが数十秒の短い間発生します。

このめまいによって、吐き気を伴うこともあるでしょうが、実際に吐いてしまうことはあまり見られません。

原因に関しては耳の内耳にある三半規管の耳石の一部が何かしらの原因で剥がれてしまったことにより、頭部を動かした時に三半器官の中を耳石の破片が動きまわってしまうことによって、三半器官に刺激発生してしまうことにより起こるとされているのです。

良性発作性頭位めまい症の治療は積極的に頭を動かして剥がれてた耳石の破片を体外に排出することが有効です。

この病気は、良性ということで、症状に関しても数秒で収まることがほとんどです。また頭を動かす度に症状が発生することがありますが、数週間から1ヵ月で完治します。

症状が良くならない場合や重い症状の場合には、耳鼻科で診察を受けるようにしてください。

4,メニエール病

めまいで頭を抱えている女性

メニエール病はまったく誘引もなしにいきなり、ぐるぐるとする回転性のめまいが始まって、めまいと一緒に、またはめまいのちょっと前から、片耳に耳鳴りや耳の圧迫感、難聴が発生します。

めまいを何度も起こす長さは個人により異なり、何日か、数十日間、数カ月、または1年間に1回などバラバラです。

強烈なめまいは、概ね30分から数時間続いて、めまいの軽快と共に耳鳴り、耳の圧迫感、難聴は軽くなったり無くなったりします。しかしながら、めまいをしばしば繰り返している間に、めまいがおさまっても耳鳴りや難聴は軽快することが無いようになります。

寝る前のめまいがきつい時は、これらの症状以外にも吐き気、嘔吐、冷や汗、動悸などが生じて、むしろこちらのほうがきついことも度々あります。

薬での治療法がほとんどでめまいを和らげる抗めまい薬や、内リンパ水腫を和らげる薬が使われます。しかし、メニエール病は難病と指定されている病気で、絶対に治すことが容易ではないケースも少なくないのです。

薬でめまい発作の頻度を少なくしたり、軽減したりすることは可能ですが、難聴の進行は薬では完全には防げない時があります。めまいが急激に起こって仕事ができないというような場合や、難聴の進行が早い場合には手術する必要性もあります。

5,うつ病

うつ状態になるとセロトニンが減少してしまいます。セロトニンに関しては胃もしくは腸のぜん動運動を助けている物質になります。そのため、セロトニンが低減することで胃腸が異常をきたし、吐き気を催すというわけです。

また、寝る前に吐き気が発生するのは、寝ようとすると不安やストレスによって、精神状態の乱れ、そしてそこから発生する免疫力の低下により吐き気が発生するものと思われます。

うつの治療をして、うつの症状が良くなるに従い、吐き気の症状も治まってきます。ただ、あまりに酷い吐き気を伴う場合には、主治医にしっかりと相談をして、薬を処方してもらうようにしてください。

6,寝過ぎ

机で寝ている女性

昼寝や寝過ぎてしまったりした場合には、ズキンズキンと脈が打つような偏頭痛、もしくは後頭部が締め付けられるような緊張型頭痛が発生することがあります。

この頭痛が寝る前まで続いてしまうと、吐き気が発生することもあります。またその後寝付けたとしても、朝方にも吐き気が発生することもあるのです。

そのため、日中や寝る前などに寝過ぎないことがもっとも大切ですが、頭痛が発生した場合は、偏頭痛の場合には、こめかみや頭の痛い箇所を冷たいタオルなどで冷やすようにしましょう。

また緊張型頭痛の場合には、偏頭痛の対処法とは反対に、患部をホカロンや蒸しタオルで温めるようにすると良いでしょう。

※こちらの記事も参照してみてください
寝起きの頭痛や吐き気の原因!考えられる7つのサインとは?

7,つわり

つわりというのは、妊娠初期の内に出てくる不快症状のことを言い、妊婦さんの半分以上が体験するというのが一般的です。

つわりが発生する原因に関しては今のところ明らかな事は明確になってはいませんが、妊娠初期に発生することもあって、妊娠によって分泌量が増大するhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)やエストロゲン(卵胞ホルモン)などといったホルモンが原因になっていると考えられています。

夜になると一日の疲労感がどっと現れて、ホルモンバランスの状態も崩れがちになり、昼間は症状が少々楽になり、夜は再度ひどい吐き気を引き起こします。

つわりの症状は苦しいものではありますが、いつかは完治します。その間は自分ならではの方法で症状を軽くしながらうまく付き合っていくことが重要です。

しかし、つわり症状がひどいときについては、我慢し過ぎることなく病院で診てもらうようにしましょう。

8,お酒

ソファーで寝ている男性

お酒を飲み過ぎてしまったことによって発生する吐き気がありますが、寝る前にもお酒が残っているため、寝れずに気持ち悪い症状が発生し続けることがあります。

こちらに関しては、やはり寝る前に飲まないことや飲み過ぎないことが大切となってきます。また吐き気が原因で寝れないという時には、無理に寝ようとするのではなく、吐いてしまうと楽になります。そしてその後は吐き気が軽減するので、ゆっくりと眠りについてみると良いでしょう。

深刻な病気の可能性はあるのか?

考えている医師

ここまでは主な寝る前の吐き気の原因に関してお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

原因が分かれば対処をして吐き気を抑えていただければと思いますが、もしも「私の症状は深刻な病気なのでは・・・?」と吐き気の症状がかなり酷かったり、症状が一向に良くならない場合には、心配になってしまいますよね。。

ということでここで寝る前だけに限りませんが、寝る前にも吐き気が発生する際の深刻な病気についても確認していきましょう。

胃がん

50~60歳の男性の方に多くて、ピロリ菌との関係性が伝えられています。摘出手術を要することがよくありますが、現在素早く発見できるケースも多くて、上手くいけば内視鏡治療のみで確実に治癒させる事例も不可能ではなくなってきました。この胃がんも吐き気や嘔吐が発生することがあります。

急性膵炎・慢性膵炎

お酒の飲みすぎもしくは胆石が影響を及ぼして起こり、七転八倒の痛みが発生する可能性もあります。絶食安静で回復するかもしれないのですが、重症化すれば手術が強いられることもあります。膵炎は吐き気や嘔吐、背中の痛みを感じることがあります。

くも膜下出血

脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)の破裂などによって、突如急激な頭痛が起きる病気です。ハンマーで後頭部を殴られたような痛みと呼ばれることもあります。一般的に強烈な頭痛が発生しますが、軽い頭痛で吐き気や嘔吐が主な症状ということもあり得ます。

上記のように、寝る前の吐き気が発生する原因というのは様々ですが、頻繁に繰り返される場合や激しい吐き気の場合には深刻な病気の場合もあるので、すぐに病院で診てもらうようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、寝る前に発生する吐き気の8つの原因と対処法に関してお伝えしてきました。

様々な原因がありましたが、主な原因とは、

  1. 逆流性食道炎(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん)
  2. 心因性嘔吐(しんいんせいおうと)
  3. 良性発作性頭位めまい症
  4. メニエール病
  5. うつ病
  6. 寝過ぎ
  7. つわり
  8. お酒

上記の8つの原因が考えられます。

ただ必ずしも寝る前だけに発生する吐き気が上記に該当しているということでもないので、症状などを自分自身でチェックして、対処法などを試していただければと思います。

また深刻な病気の場合もあるので、吐き気が長く続いたり、症状が重い場合には我慢せずに病院で診てもらうようにしてください。

【睡眠コンサルタント 村山監修】

【今回の記事を読んで頂きありがとうございます^^次のおすすめ記事もどうぞ ♪】
寝る前の食事は何時間前が理想か?体が悲鳴を上げる前に注意せよ
寝る前のお酒は適量でもダメなの!?知らないと危険な真実!
寝る前のコーヒーで目覚めが最高に!3つの理由と飲み方とは

おすすめ関連記事

URL :
TRACKBACK URL :

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

Return Top