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カフェインと聞くと、頭に浮かんでくるのが、『コーヒー』ですよね。私の周りにもコーヒーが大好きで、朝の目覚めの一杯に!昼食後の眠気覚ましに!なんてかたが多いです。私もコーヒーは好きだったのですが、今はというと、ちょっと恐いんですよね。。
ついこの前の話しですが、寝不足が重なって、朝から眠気が凄かったんです。そのため、朝にブラックの缶コーヒーを。そして昼食後にも、眠気覚ましのために、ブラックコーヒーを。そして家に帰宅して、ブラックコーヒーを2杯。1日で合計4杯も飲んでしまったのです。
その日の夜は、そのまま眠ることができたのですが、朝目覚めると、いやーな頭痛と吐き気とめまいが止まらなかったんです。これこそ正に「カフェインによる、頭痛と吐き気だ。。」と思いました。
お昼くらいまでなんとも不快な頭痛と吐き気が収まらなかったため、「カフェイン、恐い。。」・・・状態に今はなっているため、コーヒーが飲めません。。また、いずれ飲み始めるとは思いますが、、
私の体験みたいに、コーヒーあるいはカフェインを何らかの形で摂取し過ぎてしまい、頭痛と吐き気…がなんてかたも多いのではないでしょうか。何でもそうですが、やりすぎや飲みすぎ、食べすぎなどなど、過ぎてしまうと体に罰が当たるのでしょう。
という事で実際にカフェインを飲むと、何が原因となって頭痛や吐き気が発生してしまうのか?について今回はご紹介していきます。
またつらい頭痛と吐き気の対処法も皆さんで一緒に見ていきましょう。
カフェインを摂取して頭痛になるのはなぜか?
カフェインを摂取するとなぜ頭痛が起きてしまうのでしょうか。カフェインは体に良くないイメージをお持ちのかたもいるようなのですが、摂取方法によっては集中力UP、眠気覚まし、筋肉疲労に有効、脳卒中の危険を減らす、などなど健康に有効的であり身体にもメリットを与えてくれるのです。
しかし、大量に摂取してしまうと…
- 脳の血管に負担がかかってしまう!
- カフェイン中毒になってしまう!
- カフェイン依存症になってしまう!
といった身体に悪影響を及ぼしてしまい、結果的につらい頭痛に繋がってしまうのです。
成人のかたなら、1日250mgまでが上限となっていて、それ以上摂取してしまうと、上記のように身体にレッドカードが出てしまい、頭痛として警告が出るのです。
では早速上記3つの原因をより詳しく順番に確認していきましょう。自分の今の症状と当てはめてみると原因が分かりますよ。
1、脳の血管に負担がかかってしまう!
見出しの通りではありますが、カフェインを大量に摂取してしまうと、脳の血管に負担を与えてしまい、偏頭痛と緊張型頭痛といった2つの頭痛が起こるのです。
カフェインを過剰摂取してしまうと、脳の血管の収縮作用に悪い働きかけをしてしまい、脳の血管が拡張して広がり過ぎてしまうのです。これが原因となり脳の神経を圧迫させてしまいます。そしてこの圧迫のせいにより、偏頭痛が引き起こされるのです。
カフェインを過剰摂取することにより、肩や首の筋肉が徐々に緊張して負担となってしまい、最終的には頭の周りの血管が圧迫されて後頭部に頭痛が起きるのです。
カフェインに関しては、適量であれば脳の血管が適度に縮んだり、広がったりするので、脳がリラックス状態になって頭痛を軽減する効果もあったりするのです。しかし、反対に摂取し過ぎてしまうと、脳の血管に負担を与えてしまい、脳の周辺の神経にダメージを与えてしまい『頭が痛い!』という悪い結果になってしまうのです。
偏頭痛と緊張型頭痛の痛みの違いとは?
- 『偏頭痛』の症状は・・・「ズキンズキン。。」と脈が打つように痛い状態です。
- 『緊張型頭痛』の症状は・・・後頭部が締め付けられるように痛い状態です。
上記2つの頭痛の種類によって、対処法が異なります。
⇒こちらの記事(寝過ぎて頭痛と吐き気がっ!対処法はこれがオススメ!)から対処法が確認できますよ♪
※寝過ぎで起こる頭痛とカフェイン過剰摂取で起こる頭痛のメカニズムはとても似ているのです!
2、カフェイン中毒になってしまう!
カフェイン中毒とはその名の通りで、中毒症状が出てしまっているとても危険な状態なのです。コーヒー、紅茶、緑茶、栄養ドリンクなどカフェイン量が多い飲み物を習慣的に飲んでいるかたが、カフェインが体内から消えてしまい、離脱症状として発生するのが、カフェイン中毒による『頭痛』です。
カフェイン中毒の疑いがあるかたは…
- 習慣的にカフェインを摂取して頭痛になる!
- 頭痛になるがカフェインを摂取すると治る!
- 1日にコーヒーを3杯以上飲んでいる!
上記に当てはまるかたは、既にカフェイン中毒になっている可能性があります。
またさらに恐ろしいのが、急性カフェイン中毒であり、短時間のうちに大量にカフェインを摂取してしまうことによって、その日の体調によっては死に至るケースもあるのです。
一度にカフェインを200mgを超えて摂取してしまうと、とっても危険であります。コーヒーなどのドリンク以外にも、サプリメントの流通により、一度に大量摂取することは可能となっているので、カフェインの量には十分に注意をして飲みましょう。
またカフェイン中毒になってしまうと、激しい頭痛以外にも、『吐き気』『めまい』『腰痛』『冷え性』『胃痛』『緊張』『不眠』『自律神経の乱れ』などといった、とってもつらい症状に悩まされてしまうのです。
カフェイン中毒の対処法とは?
カフェインを習慣的に飲んでいるかたが、離脱症状として起きてしまうのが頭痛であるため、頭痛が発生したからといって、カフェインを飲んで落ち着かせようとするのは止めましょう。頭痛が発生しても、カフェインを飲むのを止めれば徐々に頭痛は軽減されていき、1週間程度で中毒症状は治まるのです。
3、カフェイン依存症になってしまう!
カフェインの摂り過ぎがカフェイン中毒なのに対して、カフェイン依存症とは、こちらもその名の通りでありますが、「カフェインを摂取しないと、気持ちが落ち着かない。。」こんな状態の事。
カフェイン依存症の疑いがあるかたは、例えばコーヒーを飲まないと…
- ネガティブなことを考えてしまう!
- 頭がぼーっとしてやる気が出ない!
- 頭痛や吐き気が止まらない!
などといった、こちらもカフェイン中毒と同じく離脱症状が発生してしまいます。
さらにカフェイン依存症の悪循環を辿っていくと…
- 『脳内にカフェインが入って疲れが軽減される』
- 『カフェインの摂取を繰り返す』
- 『少量のカフェインでは脳内が反応しなくなる』
- 『カフェインを摂取しないと疲れが出てくる』
- 『今まで以上にカフェインを過剰に摂取してしまう』
このように、一種の脳内覚醒が起こるため、癖になってしまい、カフェインへの依存度が高まっていくのです。
カフェイン依存症から抜け出すには?
依存症というぐらいなので、やはりカフェインの摂取を止める!または控える!を検討しましょう。特に仕事や学校などでストレスが溜まっていると、気持ちを落ち着かせるために、コーヒーを飲むかたがいますが、実はこれが悪循環に。。
こんな時こそ、カフェインの摂取を控えると、不安やストレスが軽減していって依存症から抜け出せるのです。
カフェインを摂取して吐き気がするのは?
上記で取り上げた頭痛の原因である『脳の血管への負担』『カフェイン中毒』『カフェイン依存症』といった3つの原因によっても、めまいや貧血などが起きて吐き気が発生する場合があります。これは風邪を引いた時の頭痛からくる吐き気と同じ状態であります。そのため、まずは上記でご紹介した頭痛を治せば、必然的に吐き気もなくなる!こともあります。
その他の吐き気の原因は…
- ストレスにより吐き気が。。
- 胃が弱ってしまい吐き気が。。
- コーヒーが苦手で吐き気が。。
などなど原因は様々あります。
特にストレスが溜まって胃が弱っているときに、カフェインを過剰に摂取してしまうと、胃液の分泌を促してしまいます。そして空腹時にカフェインを摂取してしまうと、胃酸が胃粘膜を傷つけてしまう炎症を起こしてしまうのです。その結果として胃に悪影響を及ぼしてしまい、吐き気、胸焼け、むかつきなどの症状が発生してしまいます。
またコーヒーが本当は苦手なのに、「飲んでいる人がカッコイイ!」「飲める人が羨ましい!」「飲めるようになりたいのでとにかく飲む!」このような理由で、無理矢理飲んでいるかたも実は結構多いのです。体質によっては、身体が受け付けずに『吐き気がっ!』なんてことになってしまうので、やはりこのような飲み方は良くないといえるでしょう。
カフェインによる頭痛と吐き気の対処法とは?
カフェインを過剰摂取したことによって引き起こされる頭痛と吐き気に関しては、上記3つの原因を取り上げた際に、対処法も一緒にご紹介しました。しかしどんな原因や症状にももっとも効果的な方法とは、『水を飲む事』ですね。
カフェインには利尿作用があるため、コーヒーを飲みすぎるとトイレが近くなる。。なんて経験をされたかたもいるのではないでしょうか。そのため、この利尿作用を効果的に使って尿からどんどんとカフェインを排出させましょう。
そして体調が悪いようなら横になってゆっくり休みながら、水を飲んで身体からカフェインを徐々に取り除きましょう。
また今後の対策としては、やはりカフェインを控えるようにする事!をまずは目標として、1日の摂取量(250mg)と一度の摂取量(200mg以下)を守って今後は美味しく適量を飲むように心がけましょうね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回はカフェインの過剰摂取で起きる頭痛と吐き気の原因に関してご紹介してきました。
カフェインは摂取量によっては集中力UP、眠気覚まし、筋肉疲労に有効、脳卒中の危険を減らす、などなど健康に有効的であり身体にもメリットを与えてくれるのです。
しかし、大量に摂取してしまうと…
- 脳の血管に負担がかかってしまう!
- カフェイン中毒になってしまう!
- カフェイン依存症になってしまう!
といった身体に悪影響を及ぼしてしまい、結果的につらい頭痛に繋がってしまうのです。
また吐き気に関しては、『ストレスにより吐き気が。。』『胃が弱ってしまい吐き気が。。』『コーヒーが苦手で吐き気が。。』このようなことも原因となっている可能性があります。
成人のかたなら、1日250mgまでが上限となっていて、それ以上摂取してしまうと、上記のように身体にレッドカードが出てしまい、頭痛や吐き気として警告が出るのです。やはり1日の摂取量(250mg)と一度の摂取量(200mg以下)はしっかりと守って、今度は健康的な身体作りのために、適度なカフェインを摂取するようにしましょうね。
ではでは♪
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