貯金をしようとしているが、「なかなかできない。。」または「なかなか貯まらない。。」なんて方が非常に多いのです。その一方で、貯金がどんどんどんどん貯まっていっている方もいるのが現状。
「実家に住んでいたのに貯金できず・・・。」
現在は一人暮らしの私ですが、10代後半から働き始めて、20代もしっかり仕事をしていたのですが、実家にすがりついていました。もちろん、その理由は貯金がしたかったからなんですよ。
- 実家に住んでいるから家賃はタダ!
- 仕事をしているので毎月の固定収入がある!
- 結婚もしていないどころか彼女もいない!(ほっといて・・)
といったとても素晴らしい好条件の生活を送っていたのです。なのに、なのに、、一切貯金ができなかったんですよ。。。
急遽家庭の事情により、1ヶ月後に実家を出て一人暮らしをすることになった時に貯金がなかったため、死ぬ思いで日中の仕事とは別に夜勤の仕事をしたのを覚えています。。
皆さんも過去の私と同様に『なぜ貯金ができないのか?』『貯金ができる人とできない人は何が違うのか?』と悩んでいる方もいると思います。
という事で今回は、貯金ができない人の5つの特徴から貯金をするための本質的な方法をご紹介していきます。
では早速皆さんで一緒に確認していきましょう。
貯金ができない人の5つの特徴とは?
貯金ができない人。貯金ができる人。貯金が継続できない人。貯金が継続できる人。・・・このように、貯金がジワジワと毎月毎月しっかり貯まっている人もいるのに、貯金しようと思っても結局お金が残らなかったり、貯金をある程度まではすることができたけど、使ってしまって、また一から・・・。なんて人もいるのです。
しかし、この貯金ができない人たちにはある共通する特徴があったのです。これからその5つの特徴をお伝えしていきますので、今月からこれらの特徴をしっかりと自覚して貯金ができる人へ変わっていきましょう。
1、収入に比例して支出も増えている!
フルコミッションの仕事で毎月黒字、自営業者で毎月黒字あれば、お金は増えていきますよね。もちろん、会社員の方でも役職や年単位で毎月の給料が上がったりもいます。
しかし、なぜかこの収入が増えて貯金する枠も大きくなっているはずなのに、貯金ができない人が多いのです。実はその原因は『収入に比例して支出も増えてしまうから!』なんですよね。
例えばですが…
- 給料毎月20万円 ⇒支出20万円 ⇒『貯金0円。。』だった人が、
- 給料が増えて給料毎月30万円になっても ⇒支出30万円 ⇒『貯金0円。。。』
みたいな感じ。
これはパーキンソンの法則といって、収入が増えるとその収入に応じて買うものだったり、必要なものというのが比例して膨張していってしまうといった法則です。
そのため、収入が増えたからといって何も考えずに、誘惑に任せてお金を使っているとお金を貯めることはできないのです。なので収入が増えたなら、意識的に生活の質が上がっていないかをチェックする必要があります。
収入が増えたから外食が多くなっているなんてことありませんか?収入が増えたら飲みに行く回数が増えたなんてことありませんか?・・・これらがパーキンソンの法則の危険信号ですよ。
2、余った分を貯金しようとしている!
「余ったお金を貯金するのが普通でしょ?」と思っている方も多いと思いますが、しっかりと貯金ができている人は逆。『貯金をまずは先にして余ったお金で生活をする!』といった考えを持っている方が多いのです。
ではなぜこのように先に貯金をするのがいいのかというと…
- 貯金の優先順位が高くなるので貯金に対しての意識が高まる。
- 余ったお金で何とか生活するという高い節約意識になる。
といった理由があります。
そのため、今までは当たり前のように余ったお金で貯金していた人は貯金への目的意識を高める上でも、まずは給料が入ったら、様々な支払いや買い物の前に貯金をしましょうね。
3、貯金をする目的意識が低い!
「貯金をするのは一体何のためですか?」・・・この質問に対しての回答はもちろん人それぞれですが、実はあるアンケート調査の結果では、なんとなく貯金をしている人というのがもっとも多い回答だったんです。
- なんとなく将来が不安だから貯金する。
- なんとなくみんな貯金してるから自分も貯金する。
などなど、明確に貯金をする目的意識が非常に低いがわかります。
これでは貯金ができないのも仕方のないことですよね。貯金できたとしても、何かでお金が必要になったらすぐに貯金をおろして使ってしまうでしょう。
もちろん無理に目的意識を持って貯金しましょう!とは言いません。そのため、あまり目的が無ければ『老後のために貯金する!』や『子供の教育費』『投資のため』『海外旅行』といった理由でももちろんOK。
絶対に貯めるという意識を高く持つために、「ただなんとなく・・・」だけはやめましょう。
4、浪費癖がある!
浪費癖がある人は収入が増えてもどんどんどんどんお金を使ってしまう傾向にあります。先ほどのパーキンソンの法則になりますが、財布にお金があればあるだけ、無駄にお金を使ってしまい結果的に貯金することができなくなってしまいます。
この浪費癖を治すためにも…
- 財布にできるだけお金は入れない!
- 外食を控えて自炊を楽しむ!
- 今日使ったお金を家計簿につける!
といった対策をすることでかなり節約することができるので、次第に浪費癖も解消していきます。一気に節約、節約。。と節約に意識を向けすぎると苦しくなってしまい反動で大きな買い物をしてしまったりしてしまいます。
そのため、先月の食費が30,000円だったのであれば、今月は5,000円減らして25,000円に抑えよう!といったようにストレスのないように徐々に節約の幅を広げていきましょう。
また先ほどもお伝えしたように、まずは先に貯金をする!ということも忘れないでくださいね。
5、自律力が磨かれていない!
貯金ができない人というのは、自律力が磨かれていない人が多いのです。自分を律する力と書いて自律力ですが、自分に打ち克つ、我慢をする、自制する、などの意味がありますが正にこの精神が磨かれていないということ。
- 計画的にダイエットができる人は貯金もできる。
- 毎日時間を決めて掃除ができる人は貯金もできる。
などなど、いかにその目標設定や自分の決めた事に対して、自律力を持って挑んでいくか!も非常に重要になってきます。
そのため、自分で決めたことを守るためにも、今月の交際費は30,000円で抑えることを目標に設定する!などして、毎月毎月の自分が決めた目標をクリアしていき守る回数を増やせば、次第に自律力を上げていくことができます。
貯金するにはお金の思考パターンを変える!
ここまでは貯金ができない人の特徴に関してご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。あなたにも心当たりのある特徴はありましたか。
それではこの章であなたの現在のお金に対する思考パターンを確認してより貯金ができる思考にチェンジしていきましょう。
今あなたは月収20万円で生活をしているとします。この金額であなたは満足でしょうか?または不満足なのでもっともっと給料が欲しいでしょうか?
また不満足と思った人はなぜ不満足ですか?月収20万ではなくて月収50万だったら何をしたいのですか?
引っ越しを考える人もいるかもしれません。生活レベルを上げてもっと美味しいご飯を毎日食べたいと思う人もいるかもしれません。・・・でも残念ながらこの思考では、収入がいくら増えてもお金は貯まりません。。
次は月収50万円に満足できなくなって、もっと素敵なマンションに住んで、もっと美味しいご飯を食べたいと思うことでしょう。要するに、今の生活に満足がいっていなくて、今の私は幸せじゃない!と思っているうちはお金が貯まることはないのです。
上にはいくらだって上がいます。
今の幸せでも満足だけど、あんなことやこんなことができたら幸せだよな~♪ なんていう上だけを見つめないで現状の豊かさに気が付くと思考パターンが変わってお金が自然と向こうからやってきます。
ぜひ、お金も今の生活もすべてを大切にして幸せを感じてください。お金を大切にする人のところにお金はやってきますよ。
月収15万円でも貯金できる人はできる!
あなたの現在の収入がいくらかはわかりませんが、先ほどもお伝えしたように、お金が増えてしまうと使う金額も増えてしまう傾向にあるので、貯金が一向にできなくなってしまいます。
そのため、『お金持ち=貯金ができる(ある)』では全くないんですよね。
だから…
あなたの月収が15万円でも十分貯金はできます。
月収が100万円だろうが、1000万円だろうが、貯金できない特徴の人は一生貯金することができずに「何でお金が貯まらないのだろう??」と思うことでしょう。
まずは給料が入ったら貯金を10%、15%と金額を決める。あとのお金で生活をする。ということを意識的に行ってください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、貯金ができない人の5つの特徴から貯金をするための本質的な方法をご紹介してきました。
その貯金ができない人の5つの特徴とは…
- 収入に比例して支出も増えている!
- 余った分を貯金しようとしている!
- 貯金をする目的意識が低い!
- 浪費癖がある!
- 自律力が磨かれていない!
貯金ができない人はこのような特徴を持った方が多いのです。
しかしこれらのことは今日からでもすぐに実践できて、思考を変える努力をすればいいだけ。何も性格を変えろ!というわけではないので、簡単に変えることができます。
また今のあなたも十分に豊かで幸せなんです。ぜひ今の小さな幸せを噛みしめて、貯金は誰でも簡単にできるということに気づいていただければ幸いです。
ではでは♪
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