「屋上にいたらカラスに攻撃された。。」「自転車に乗っていたら突然カラスに襲われた。。」・・・このような何とも恐ろしい経験をしている方がいるのです。
「私もカラスに襲われた経験アリ。」
実は私も中学生の頃にカラスに攻撃された経験があります。放課後、クラスの友人と学校の屋上でサッカーをやっていました。でも実はその日は屋上が解放されていなかったので、隠れて遊んでいたんです。。
うーん、隠れて遊んでいたので罰が当たったのか、私が蹴ったサッカーボールがフェンスの上に乗っかってしまったため、フェンスに上ってボールを取っていたとき、いきなりカラスが後ろからやってきて、私の頭に足で攻撃をしてきたんです。
「痛っ~~!」なんて私が声を上げてフェンスから降りて友人が待つ場所に戻っていったら、友人たちは屋上に上って遊んでいたのが、先生たちにバレて怒られていたんです。もちろん戻っていった私も、先生からげんこつ。。
私はカラスと先生からのダブルパンチで「うん、悪いことをしたら、罰って当たるのね。」なんて思い知らされました。皆さんもカラスと先生からの攻撃の対処法として、絶対に悪いことはしちゃダメですよ。(はい、私の失敗体験から・・・)
早速一つの対処法が出てしまいましたが・・・(^▽^;)、まぁそんな恥ずかしい私の例は置いておいて、カラスから攻撃されるのは、何も高い屋上だけではありません。そのため、カラスから身を守るために、カラスから攻撃されないようにする3つの対処法を覚えておく必要があるのです。
という事で今回は、カラスの攻撃を対処する3つの方法をご紹介します。
では皆さんで一緒に確認していきましょう。
カラスが人を攻撃する理由とは?
「カラスは頭のいい鳥である!」
カラスに一度でも攻撃された人は、「えっ!またっ!!」といったように、2度、3度に渡って攻撃をされた方もいるのです。
それは、カラスが頭が良くて一度自分の敵だと認識した人物を覚えることが出来るので、カラスが「あっ!前回僕たちに悪さをした奴だ!攻撃するぞ!」といったように、何度も攻撃してくることがあります。
またその人物を仲間に伝えることも出来るため、その仲間から攻撃をされるなんて厄介なことになってしまうケースもあるということ。
という事でカラスが人を攻撃するのは、ただ何となく攻撃しているのではなくて…
カラスがあなたの事を『敵』だと思ったから!
なんですね。
ではどのようなことをしてしまうと、その人物を敵だと思ってしまうか?・・・これに関しては主に2つの理由があります。
カラスの縄張りとは、カラスの巣を中心にして半径20m~100m。この縄張りに近づいてしまうと、カラスは「自分の子供を敵から守らなければ!」と思い、カラスが警戒をして攻撃してくるのです。
カラスの巣は地面から10m以上の樹木や人目がつかないビルの上に作ると言います。そして、カラスはこの巣と同じ高さの位置だったり、巣を見渡せる位置に人が立っていたりすると、やはり「私たちは狙われいる!攻撃しなくては!」と思い、カラスが襲ってくることがあるのです。
そのため、冒頭でもお伝えした屋上や高い場所にあるベランダ、歩道橋などで襲われるケースが多いのです。
いかがでしょうか。
人間は決して巣を除いていたり、巣にいたずらするつもりはなくても、上記のようなことによってカラスは勝手に『敵だ!攻撃しよう!』と思ってしまうのです。
そして結果として、背後からやってきたカラスが攻撃をしかけてきて、時にはそれに驚いて転倒して怪我をしてしまったりします。
カラスの攻撃手段とは?
カラスは一体どのような攻撃をしてくるのか?これに関しては様々な情報があります。「くちばしで後頭部を攻撃された!」とか「背中を蹴られた!」なんて情報もありますが、実際の所はカラスのほとんどの攻撃方法は、『背後から頭を狙って、蹴って去る!』といったものなのです。
では突然背後から攻撃されないように、私たちはどのような対処をすればいいのか?・・・次の章でしっかりと確認して身を守っていきましょう。
カラスに攻撃されないように対処せよ!
それではここまでは、カラスになぜ攻撃されてしまうのか?その理由に関してお伝えしてきましたが、ここからが本番!カラスに攻撃されないように、対処する方法をご紹介していきます。
その対処法は3つあって…
- 絶対に巣に近づかない!
- 怒っているカラスを見極める!
- 4月から7月には要注意する!
この3つが非常に有効な対処法となります。
ではこの3つの対処法に関して、順番に詳しく確認していきましょう。
1、絶対に巣に近づかない!
まずは1点目の対処ですが、絶対に巣には近づかない!という事が最大の対処法となります。
先ほどの攻撃する理由の章でもお伝えしましたが、やはり巣の近くに行ったり、巣を見下ろしてしまったりすると、カラスは『見ている人=私たちの敵』と認識してしまいます。
そのため…
- カラスの巣を中心にして半径20m~100mには近づかない事!
- 巣があっても見たり、見下ろしたりしない事!
- 巣の近くで立ち止まったり、大きな声を出さない事!
が大切です。
とはいっても、カラスの巣がある場所など分からずにカラスの巣の近くに行ってしまう!なんてこともあるでしょう。そのため、普段から出来る限り、うっそうとした大きな樹木はカラスの巣がある可能性も考えて近づかないようにすることも大切となってきます。
また屋上などから下を見下ろしたりしている時であっても、大きな樹木をじっと見たりすることも意識的に避けると良いでしょう。
とは言ってもすべてのカラスが巣を見たら襲ってくるわけではないので、機嫌が悪くなって、ご立腹になっているカラスを見極めることも大切ですよ。
2、怒っているカラスを見極める!
人も喜怒哀楽の『怒』の状態になると、顔の表情や態度などで判断できたりしますよね。カラスも一緒なんです。機嫌が悪くなって、プンプンになってしまうと、カラスの態度が変化するのが分かります。
ではそのご機嫌ななめになったカラスとは…
- 「ガーッ!ガーッ!ガーッ!」と濁った声を出している!
- 近くにきて鳴いたり、鳴きながら頭の上を飛び回っている!
- 木の枝をつついたり、葉っぱを噛んだりしている!
このような、カラスには要注意ですよ。
カラスはプンプンに怒っている可能性があって、あなたがそのままその場所から立ち去らないと攻撃してくることがあります。そのため、上記のように近くでカラスの様子がおかしいようであれば、カラスに背中を向けずに目線を合わせずにその場所から立ち去りましょう。
また時期として、特に4月から7月にはカラスの攻撃には注意が必要となります。
3、4月から7月には要注意する!
なぜ時期として4月から7月がもっとも警戒しなくては、ならないのか?というと、この時期がカラスの繁殖期だからなのです。カラスの種類によっても、若干の繁殖時期というのは異なりますが、カラスの繁殖ピークはこの4月から7月と言われています。
そのため、カラスはこの時期は子供をしっかり守るので…
- 縄張りを徹底的にガードします!
- 不審人物を見つければ攻撃します!
このようにカラスも子供を守るために必死だということ。
親が子を必死になって守るのは当たり前のことですが、私たちが決して危害を加えるつもりはなくても、警戒レベルマックスになったカラスは近づいただけでも、攻撃してくることがあります。
そのため、特に4月から7月のシーズンに関しては、私たちもカラスの機嫌を損ねないように、先ほどお伝えした内容をもとにカラスの攻撃に対して対処する必要があるのです。
しかし、それでも実際に襲われてしまった!なんて方もいます。・・・では最後にカラスが攻撃してきそうになった時に防御する方法をご紹介していきます。
実際に襲ってきたときに防御する方法!
カラスに実際に攻撃されて「転倒して怪我をしてしまった・・・」「壁に頭をぶつけて怪我をしてしまった・・・」なんて直接的なカラスの攻撃による怪我は少ないがこのような被害にあった方は多いのです。
では一体私たちが実際にカラスに攻撃されそうになったらどうすればいいのでしょうか?・・・ここで思い出してもらいたい事があります。そうです、カラスの攻撃とは『頭を蹴る!』ということ。
そのため、私たちが出来る防御法としては…
- 『帽子』を被って頭をガードする!
- 『傘』をさして頭をガードする!
- 『カバン』を担いで頭をガードする!
など頭を攻撃されにくくする防御方法が有効的。
とにかくカラスが頭の上を舞って攻撃態勢に入ったと思ったら、今ある物や洋服などで頭を隠してください。頭を隠すことによってカラスは攻撃する場所を見失ってしまうので、結果として攻撃されずに、そのままカラスが去っていくという効果があるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、カラスの攻撃を対処する3つの方法をご紹介してきました。
その対処法とは…
- 絶対に巣に近づかない!
- 怒っているカラスを見極める!
- 4月から7月には要注意する!
この3つが非常に対処法として有効になります。
また実際にカラスに攻撃されそうになったら、『頭をガードする!』という事を思い出して、今ある物や洋服で頭をガードしましょうね。
【最後の最後に^^】
カラスも人を理由なしに攻撃する悪い鳥ではありません。そしてすべてのカラスが攻撃してくるというわけでもないので、あまりカラスを毛嫌いしないでくださいね^^
ではでは♪
【今回の記事を読んで頂きありがとうございます^^次のおすすめ記事もどうぞ ♪】
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