電車の中でリュックを後ろに背負っている方をよく見かけますが、これが満員電車だったらどうでしょうか?・・・実は満員電車でこのように後ろに背負ってしまうと、「う~ん、迷惑だなぁ。。」と思われてしまうことがあるのです。
「顔面にリュックが当たって痛かったよ。。」
これは私がまだ子供の頃の体験なのですが、満員電車の中でリュックを後ろに背負っている方が私の前にいました。
ギューギューの揺れる車内でそのリュックがちょうど私の顔に当たっていて、揺れる度に顔にナイロン生地のリュックが擦れて、「ちょ~痛いっ!助けてくれ~!」と心の中で叫んでいたのを覚えています。。
これは私の一例ではありますが、実際にこのようなケガや事故、トラブルに発生したといった方も結構多いのが実情なんです。では、満員電車の中では、どのようにリュックを持つ必要があるのか?また背負い方によっては、罰則などもあるのか?
という事で今回は、満員電車のリュックのマナーに関してご紹介していきます。
では早速皆さんで一緒に確認していきましょう。
満員電車の中のリュックのマナー!罰則や規則はあるのか?
「リュックの危険性を再確認しよう!」
電車内では、携帯電話をはじめとして様々なマナーがあります。携帯電話の例で言うと、「優先席付近、混雑時には携帯電話をお切りください」といったマナーというかルールがありますよね。
しかし、リュックに関しては、『リュックのマナーや規則はこうだ!』といったことを聞いたことがない方が非常に多いと思います。とは、言っても、冒頭でお伝えした通り、リュックを後ろで背負ってしまうと満員電車では多くの危険があるのです。
まずはこの満員電車で後ろに背負った際に起きるリュックの危険性と迷惑を再確認しておきましょう。
- リュックが体に当たってケガをしてしまう!
- リュックが邪魔で他人がイライラしてしまう!
- 背中に背負っているとその分のスペースが取られてしまう!
主にこのような危険や迷惑が車内で発生してしまうのです。
リュックを背負っている人は、まったく気が付いていないようですが、実際に背後にいる方は、顔にケガをしてしまったり、リュックが当たって突き飛ばされてしまったり、と事故や事件になってしまう場合があります。
意外にも凶器になってしまっているこの後ろに背負ったリュックですが、実は現在のところは、後ろに背負ってしまうと罰則!または、このように持つようにといった規則!などはありません。
しかし、携帯電話のマナーと一緒で車内で他人に迷惑をかけてしまう行為に関しては、しっかりとマナーを守る必要があるのです。
では、リュックは満員電車ではどのように扱うのが正解なのか?を次の章で確認していきましょう。
罰則や規則はないが、マナーは守ろう!
現代では、サラリーマンであっても、スーツにリュックを背負う方も増えてきているぐらい、リュックは様々なシーンで多く使用されています。そんな皆さんの愛すべきリュックなのですが、満員電車の中では、残念ながら非難されてしまっているのです。。
しかし、今日からしっかりとマナーを守ってリュックを扱えば、満員電車であっても、まったく問題なく持ち込むことができます。
では、早速ですが、そのマナーとは…
- もっともベストなのが『網棚の上に置く!』
- 次にベストなのが『前に背負う!』
- 次に次にベストなのが『手で持つ!』
この上記3つがベストということ。
網棚と前に背負うというマナーに関しては、鉄道各社も推奨しているので、一番オススメですね。しかし、ここで「後ろに背負うのも、前で背負うのも一緒なのでは・・・?」といった疑問を浮かべる方もいると思います。
それではこの疑問を解決していきましょう。
後ろで背負っていると、背後にいる人の様子を確認することができないため、リュックをぶつけてしまったり、リュックが邪魔になったりしてしまいます。
しかし、前で背負う場合には、リュックを自分で目視することができるため、リュックを知らないうちに他人にぶつけてしまったり、後ろで背負うよりも邪魔になることがありません。
このような理由から、後ろで背負うよりも前で背負う方が安全で迷惑にならない持ち方と言えるのです。
前で背負うことに抵抗がある方は、ビジネスバッグやトートバッグを持つ感覚で、手で持つことも余程リュックが大きくなければ、問題はないでしょう。
足元に置くのはどうなの?
リュックのマナーに関しては、上記でお伝えした3つがベストでありますが、「足元に置くのはどうなのか?」と思う方も中にはいるかと思います。
しかし、足元にリュックを置いてしまうと…
- リュックに気が付かずにつまづいてしまう。。
- 大切なリュックが気づかれずに踏まれてしまう。。
このように、他人にもあなたにもデメリットが発生してしまいます。
そのため、リュックを足元に置くのは避けて、重いようであれば、やはり網棚に置くのがベストでしょう。
スリの危険性もあるので注意しよう!
「加害者ではなく被害者になることも・・・」
ここまでは、リュックを後ろに背負ってしまうことによって、あなたが他人に危険や迷惑行為をしてしまう加害者側になる話しをしてきました。
しかし、実はあなたが後ろにリュックを背負うことによって、被害者になってしまうこともあるのです。
これは、見出しの通りではありますが…
スリやひったくりにあってしまう。。
という被害。
特に満員電車の場合には、スリやひったくりが横行しやすい場所となっています。その中で、後ろにリュックを背負って、背後が無防備になっていると、気がつかないうちに、リュックの中を開けられていて、財布などの貴重品を盗まれてしまうことだってあるのです。
実際に後ろにリュックを背負っていた外国人の方が、満員電車の車内から降りてホームに出たら、リュックのファスナーが全開になっていて、財布だけを抜き取られていたという事件があったそうです。
このような被害に合わないためにも、やはりリュックは、マナーを意識して扱うようにした方が良いでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、満員電車のリュックのマナーに関してご紹介してきました。
満員電車でリュックは…
- 『網棚の上に置く!』
- 『前に背負う!』
- 『手で持つ!』
この上記3つが迷惑や危険から回避するためのマナーです。
現代ではオシャレやビジネスなどといったように、幅広いシーンでリュックが使われていますが、満員電車といったマナーが特に大事になってくる場面では、他人に対しての配慮や思いやりをもって乗車すると多くの電車でのトラブルから回避できます。
ぜひ、今日からはマナーを守って、快適なリュックで通勤や通学を思いっきり楽しみましょうね。
ではでは♪
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